レポート 2025年12月20日 病気になっても気づかない食の大切さ
『こころとからだの健康を考える』シリーズ 「睡眠と栄養」
第4回セミナーテーマ:「病気になっても気づかない食の大切さ」
講師:立教セカンドステージ大学 特命教員 松山伸一先生
開催日:2025年12月20日 14時~16時
会場:表参道 Moon Creative Lab(満員御礼での開催となりました)
私たちアフターキャリアの大型企画『こころとからだの健康を考える』シリーズ第1弾「睡眠と栄養」。その最終回になる第4回のテーマ「病気になっても気づかない食の大切さ」が開催されました。講師には、立教セカンドステージ大学特命教員の松山伸一先生をお迎えし、90分間にわたり、病気と栄養の関係性について理解を深める有意義な学びの時間となりました。。
今回のセミナーでは、栄養の欠乏から起こるさまざまな症状について学びました。「体調不良の原因としての栄養不足」「栄養欠乏時に現れる症状と誤診されやすい病気」「なぜ栄養欠乏が見逃されやすいのか」など丁寧に解説していただきました。
私たちセカンドステージ世代の「低栄養が招く病態や疾病について」も学びました。「元気なうちから心がけること」という視点から、シニアになるほど筋肉の分解が進みやすく、若い世代よりも十分なタンパク質摂取が必要になる。筋肉を維持するためには習慣的な運動と定期的な体重チェックも大切であることなど、具体的で分かりやすいお話がありました。さらに、亜鉛欠乏によって現れる症状や、それに関連する疾患についても具体例を交えて解説いただき、亜鉛の大切さの理解を深めることができました。
私たちは、何らかの症状が出ると、まず薬局で薬を購入し、症状が強ければ病院を受診して処方された薬を服用します。このように、「薬で体調を回復させること」が、いつの間にか当たり前になっていることに、改めて気づかされました。いわゆる「薬で治す」という私たちの思考パターンに対して、松山先生はやさしく警鐘を鳴らしてくださいました。「安易に薬を服用する前に、その症状が栄養素不足によって起きている可能性があることを知ってほしい」と。実際、薬は一時的に症状を和らげることはあっても、必ずしも根本的な解決につながるとは限りません。だからこそ、まずは自分の栄養バランスの乱れや、栄養不足の可能性を疑ってみること。そして、自分の症状と栄養状態を照らし合わせ、日々の食事を整えることによって改善していくことが大切なのだと、改めて学びました。
さらに今回は、栄養改善によって体調がよくなった、症状が緩和されたという受講者の声を数多く紹介していただき、これらの実体験に触れることで、参加者一人ひとりが「自分も良くなるかもしれない」と感じ、食事改善を実行してみようと思える勇気をいただく時間となりました。


