第1回:「今の自分を知る簡単で安心な体力チェック」開催レポート
『シニアのための運動セミナー』シリーズ
第1回:「今の自分を知る簡単で安心な体力チェック」開催レポート
私たちアフターキャリアの企画『シニアのための運動セミナー』の第1回「今の自分を知る簡単で安心な体力チェック」を開催いたしました。
講師には、アイアンマン世界選手権に4度出場し、トライアスロン競技のオリンピック代表にも6度帯同され、アシックスではランニングコーチとしてご活躍された、健康運動指導士の島田氏をお招きしました。2026年3月に立教大学大学院を修了されています。当日は90分にわたり、座学と実技の両面から自身の体の状態を理解し、今後目指すべき身体の状態を知る学びの時間となりました。
① シニアの健康と「今を知る」重要性
今回のセミナーは、シニアの健康について、今の身体の状態、目指す状態、精度高い身体チェックという4部構成で実施されました。
社会問題のひとつである「孤立」を防ぐためには、外に出て社会とつながりを持つことが大切であり、そのためにはどこにでも出かけられる状態、仲間のいる所へ行ける状態を運動習慣で保ち、自分自身で健康寿命を延ばすことが大切だと島田講師は語ります。
「今の健康がこのまま続くとは限らない。50歳、60歳、そして現在と、体力は確実に低下している」という言葉に、参加者の皆様も強く共感されている様子でした。
② 椅子に座ってできる全身ストレッチ
実技では、椅子に座ってできるストレッチや補強運動からスタートしました。首・指・肩・胸・背中・腕・腰・脚と、全身を丁寧にほぐしていきます。
💡 ストレッチのポイント&アドバイス
- 外旋・内旋ができなくなると動きは悪くなる
- 自分の硬い部分を知ることが大切(酷使している部位ほど不調が出やすい)
- 筋力には期限があり、使わないと使うことを忘れてしまう。今からでも筋肉を育て、使い続けることが重要
③ バランス・体幹・筋力を鍛える立位運動
続いて、正しい立ち姿勢、内転筋トレーニング、前方倒れ、やじろべい、トライアングル、片足スロームービング、ミニジャンプ、ダイナミックウォークなど、下半身を中心とした多様な動きに挑戦しました。
🏃♂️ 日常生活に取り入れられるヒント
- 美しい姿勢: 若さを保つ秘訣。
- 内転筋: 日常で使われにくいので意識して使う(電車で1駅分でも効果あり)。
- スクワット: 下半身の筋トレはスクワットに始まりスクワットに終わる!
- ミニジャンプ: 血流改善に非常に効果的。
- ウォーキング: 運動として歩くなら、いつもよりやや速い「130〜ピッチ」で(普段の100ピッチ程では運動になりにくい)。
継続のポイントとして、「今より歩く時間を少し増やす」「今より少し歩きを速める」こと。そして、「歩かない、ストレッチをしないと気持ち悪いと感じるようになれば、習慣化できたサイン」という分かりやすい目安も教えていただきました。
④ セミナーを終えて
セミナー後は参加者から多くの質問が寄せられ、講師が一つひとつ丁寧に答えてくださる姿が印象的でした。
知識だけでなく実際に体を動かすことで、自分の「できていること」「できていないこと」がはっきり見え、健康で楽しく暮らす未来に向けて「今から取り組もう」という前向きな気持ちにつながる、非常に有意義な時間となりました。

